自己啓発本て意味あるの?

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やりたいこと

みなさんは自己啓発本を読んだことがありますか?

私は20代前半の頃、社会人になりたてで仕事の要領を得ず、何もかもうまくいかないなぁと苦しんでいた時期に何冊か読んだことがあります。

その頃は仕事の要領を得なかったのもありましたが、結構頑張りが効くタイプだと思っていた自分が頑張れなくなっていることがショックといいますか、なんでなんだろう?私はいつからこんなにダメな人間になってしまったんだろう?と自分を責め続けていました。

仕事の要領が得られないことより、そちらの方が辛かったです。

でも今考えてみたらこの状態、当たり前なんですよね。

起こるべくして起こっているといいますか。

だって、やりたくないことをやらされているんですから、仕事にvisionは持てていませんでしたし、お金のため以外何のために働いているのかわからない状態でした。

学生の頃、モチベーション高く頑張り屋でいられたのは、好きなことを自分の意志で選んでそれに邁進していくことができたからなんですよね。

その環境の違いがわからずに自分自身を責め続けていたわけです。

今はその違いを理解することができるので自分を責めずに済んでいますが、当時はそれができずに二重に苦しんでいました。

そのような方、多いのではないでしょうか?

そして、何か解決法が見つかるのではないかと思って自己啓発本を手に取る方も多いのではないでしょうか?

残念ながら自己啓発本では何も解決しないと思います。

だってモチベーションを上げなくてはいけない対象自体、やりたくないんですもん。

仕事って、一生懸命やって一つ成果を出したら天国が待っているわけではなくて、更にハードルの高いものが与えられるんですよね。

それが好きでワクワクしながら取り組めているなら最高だと思いますが、歯を食いしばって乗り越えた先に更にやりたくないことが次から次へと待ち構えている状況、正に地獄ですし、鬱で休職をする人が多くなるのは当たり前のことだと思います。

休職までいかなくとも死んだ魚の目をしたその上に能面を被って働いている人、たくさんいますよね。

そのような状態の人が自己啓発本を読んでも全く意味がないと思います。

本の中にはそれらしきことが書いてあって、ふんふんと思うものの、その内容をまねすることがまずできないし、効果が出ないからまた次の自己啓発本を手に取る・・・の繰り返しで、自己啓発本マーケットは常に活性化している状態なのでしょうけれど、結局はこれが好きだ!これをやりたい!これ絶対人を幸せにする!と自分が思って、社会に広めたいと思ったことをやれている状況でしかモチベーションは上がらないですし、上げようとしなくていいのだと思います。

人間、心からこれがやりたいと思ったらできるものです。もちろん例えば、リタイア後に医学部に行ってお医者さんになりたいなど難しいこともありますが。

やりたくない仕事、それはそれで収入確保のためにやって、好きなことは探し続け、見つかったら、少しずつビジネスにしてみる。

いわゆるパラレルワーカーの状態、とても楽しく幸せに生きることができますよ!

このように楽しくイキイキと生き、働く人が日本に増えてくると、日本経済もよくなってくるのではないかと思います。

元気にになれ日本!

みなさんもぜひまずは好きなことから見つける作業をしてみてください。

幼いころは何か好きだったか?今は何をしている時が楽しいか?まずはお金にしようと考えず、たくさんリストアップしてみることをオススメします。

そして、自己啓発本は手放す。

人生もっと自由に自分自身で選択をして生きていきましょうね!

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