東洋医学的春の過ごし方

スポンサーリンク
東洋医学

今日はこの時期にしてはあたたかく、過ごしやすい休日でしたね。
私が住む関東地方ではあたたかい風が強く吹いていて、春が近づいてきている感じがしました。
一方で東洋医学では、春は風が強く吹きます。これが人体に悪影響を与えると“風邪”(ふうじゃ)と呼び、様々な病を引き起こします。

頭痛やくしゃみ、のぼせ、花粉症などがあげられるでしょうか。

また、春は最近やウイルスの活動も活発になるため、解毒や排毒の役割を担う肝(自律神経をつかさどる臓腑)への負担が大きくなります。

肝への負担が大きくなり、エネルギーが乱れると、自律神経のバランスが崩れ、情緒不安定や不眠、熟睡ができないなどといった症状が出やすくなります。

対策としては、

①春はゆっくり迎えるようにしましょう。

具体的には、温かくなったからといって、急に薄着にならない。特に下半身は冷やさないことを心がけましょう。

②補陽(陽の気を補う)生活を送りましょう。

早起きを心がけると、自然の陽気を取り入れることができます。

③食生活でも陽の気を補う職税を多く摂るようにして抵抗力を高めましょう。

ネギ、ニラ、ニンニクなどの香味野菜がオススメです。

また、五味でいう“甘味”を多く摂り、“酸味”を少なく、味付けはさっぱりを心がけましょう。

肉や高脂肪のものはできるだけ控えめにし、消化のよいもの中心のメニューを心がけましょう。

生ものや冷たいものはできるだけ避け、温かいものを取るようにしましょう。辛すぎる刺激物も控えた方がよいです。

そして、新鮮な旬の野菜をたっぷり撮りましょう。

春は温かい日も増えてきて、外出もしやすく、少しずつフットワークが軽くなってくる時期ではありますが、思っている以上に体には負担がかかっています。

ゆっくりと過ごしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました