この命、どう使うべきか。3.11に思う

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やりたいこと

あの日から10年ですね。

早いものです。

あの日みなさんはどこで何をされていらっしゃいましたか?

私は当時も東京に住んでいて、その日はオフィスに来客があるため会議室で準備をしていました。

すると少し揺れ、結構揺れてきて、立っていられないほど揺れてきたので床にしがみつくようにして時間をやりすごしたのを覚えています。

その会議室は広めのところだったので、仕切れるようになっていたのですが、その仕切りがハリセンのようにうねっていた光景が忘れられません。

そして、オフィスが入っているビルからはお台場が見えるのですが、黒煙をあげて燃えている光景がリアルに目に入ってきて、テレビを付けたら“お台場が燃えている”と実際見ている光景と全く同じ映像がテレビから流れてきました。

これは、東京もひどいけど他の地域がひどいことになっていないといいなぁと思っていました。

そうしたら、徐々にメディアで東北の状況が報道されはじめ、今でこそあまり映像としては流れなくなりましたが、どす黒い波に車がミニカーのように飲み込まれていく映像を見て、本当にリアルに起きていることなのか、受け止めきれない気持ちで色んな映像を見ていたのを覚えています。

そして、その日は東京の電車も高速も全て止まって、大渋滞が起き、深夜まで自宅に帰ることができなかったですね。車で通常30分のところを2時間かけて近隣の同僚と乗り合わせて帰りました。無言でしたね。

そのような中で、たくさんの方の命も奪われたんですよね。

こんな大きな出来事が起きるたび、私たちは大いなる力に生かされていることを思い知らされます。

そして、精一杯生きようとその時は思うのですが、しばらく経つと現実に不平不満をいう日々に陥ってしまう。

生かされているのだから何かしら役に立ちたいです。

私が今世やりたいことは、魂が肉体を離れこの世を去るまで、

“自分の足で歩き”

“自分の手で食事をし”

“自分の消化器系で食べたものを消化吸収し”

“自分の力で出すべきものを排出し”

“自分の頭で考え”

“自分の意志で選択、決心をする”

そんな人生を送ることができるようにサポートすること。

私自身もですけどね。

あとは、特にサラリーマンの方に元気になっていただくサポートもやっていきたいです。

せっかく生かしていただいているのに、魚の死んだような目に能面を被ったような顔で時間を過ごすのはもったいないし、生きたくても生きることができなかった方々に失礼だと思います。

サラリーマンが元気になれば日本はもっと元気になるのではないかと感じています。

この命、どう使うべきか。日々考えながらしっかりと生きていきたいと思った10年目の3.11

みなさんは何を思いましたか?

陸前高田に震災ボランティアで伺った際の写真。養殖のカキが流されて建物にひっかかっている光景に衝撃を受けました

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